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心の鏡・・・本心

たましいの帰り道【心の鏡】

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1.本心

人には本心というものがあります。

日常生活において、人はこの本心を隠して生きています。

会社であれば、上司や得意先に本心は言えません。嫌だと思っていても、がんばります、と言い、こんな商品は売れるはずない、と思っていても、良い商品です、と嘘をつきます。

主婦でも同じでしょう。
ご近所の奥様方に本心をさらけ出して話していたら、すぐにつまはじきにされてしまいます。

やはり人は、相手の顔色を見ながら、時には遠慮して、時には我先にと、行動しているのでしょう。


この本心が、どうしても、自己を主張したい、そう言って聞かなくなってしまったら、その人は、「切れてしまった」と言われるのかもしれません。切れる前に本心を時々可愛がることも、人間には必要なことだと思います。


それでは、本心をいつも隠していなければならないのかというと、そうとも限りません。
本心から相手を愛していれば、それを口にすることも必要なものです。
ずっと隠したままでは、自分が不幸になってしまいます。


そこで、私は「本心」について考えました。

(他の人に嫌われたり、怒られたりするような本心は慎み、喜ばれるような本心は堂々と出す。そうすれば、うまく行く。)と。


師に本心について尋ねてみました。

師、いわく。

「本心は表面の心の思いである。ところが、人は時折、ふだん意識しない潜在心が強い主張をすることがある。その結果、潜在心に影響された表面の心は、一時的な欲求を起こすことがある。この心理は大変強い。しかし、それを得てもなお、満足できないことも多い。それは、その頃には潜在心の影響が弱くなっているからである。

人の本心は、実は、変動的である。そのため、自分の心を絶対だと考えずに行動した方が無難なのである。

そして私は、自分の心は変化する、ということも頭に入れるべきだと知りました。

 


たましいの帰り道【心の鏡】

※許可を得て、転載しています。